徐々に明らかになる Portal Recon の詳細。

ケータイ Watchが、ナイアンティック川島さんにビデオ会議でのインタビューを通じてPotal Reconの詳細について聞いています。ポケモンの影響もあってか、以前よりもタイムリーな記事が増えたような気がします!

 

空前の試みである、ポータルの審査をプレイヤーに任せるPortal Recon。Via Noir Seoulのアフターパーティーで突然発表され、その後Tech Crunchが伝えたところで少しだけベールを脱いでいました。

Portal Reconに関するこれまでの情報

  • まずはクローズドβから開始
  • 参加者は数千人のハイレベルエージェント
  • 最初はサンフランシスコと東京から開始?

そして今回のインタビュー、ナイアンティック川島さんが分かりやすく答えてくれています。

インタビューで明らかになった情報

  • 現時点ではポータルの削除・編集機能はなし。重複チェックは可能。
  • 当面は申請済みポータル数百万件の処理 → Potal Recon正式版リリース → 新規ポータル申請再開(目処はテスト次第)を予定
  • テストでは東北、九州、サンフランシスコ、近い将来に韓国など
  • β版の招待時には理解度チェックテストがあり、パスしなければ参加できない。
  • 審査エージェントの評価の仕組みを実装済み。評価が良いとご褒美がもらえる。ただしβ版での評価が正式版に引き継がれるかは未定。
  • 3種類の担当エリアを設定可能
  • 日本では今週中に招待開始

具体的になってきました。β版の招待状にはまさかのテスト付き。せっかく招待されたのに、パスできなかったら悔やみきれませんね・・・。
審査結果によって評価が上がるといいことがある・・・というのは、おそらくメダルかな?

集合知の境界線を見極める目的も

――審査の公平性、正確性は、エージェントの行動をもって検証していくということですが、何をすれば「正しい」と見なされるのでしょうか?

川島氏
この部分がもっとも難しいところです。審査の公平性を担保するには数が必要になります。ある程度のレビューがあり、レビューがどの程度の分布を示してるかみなすかチェックする必要があります。人によっては、「このポータルは良い/悪い」と主観が入るでしょう。

ある程度の数を集めた上で、「このような分布になっているものは、良いポータルとして認めてよい/認めてはいけない」という考えで決めていきます。それを検証していくためのクローズドβです。

ここがキモですよね。集団から得た意見は専門家1人で出した答えよりも正解に近づくという「集合知」の考え方。
しかし川島さんも言及しているように、主観的な判断、つまりポータルとしてふさわしくない案件を通してしまうケース、またはふさわしいポータルを通さないケースが考えられます。

「どんな時に集合知が愚かなものとならないのか?」というと、近年の研究によると「集団のメンバーが相互に影響しないこと」が重要な要素とのこと。集団が各個人の持つ幅広い予想から意見を出せば賢明な答えになるのですが、何かのバイアスがかかった時、つまり互いが影響を与えたり外部の要因に影響されたりした時に、集合知は愚かなものとなってしまうのです。
via Gigazine「集合知が衆愚になるのはバイアスが原因、そして衆愚化するのを防ぐ方法

1人につき3つまでのエリアを担当できるのは、エリア間で審査基準にムラが出るのを防ぐ目的もありそうですね。
すでにPortal Reconのサイトも用意されているようです。

Ingress2.0の話題も

少し前にジョン・ハンケがコメントしていたIngress2.0についての話題もありました。

――海外メディアでハンケ氏が「次のIngressのバージョン」にコメントされていたようですが……。

川島氏
はい、電話インタビューでちらりとコメントしましたが、次のバージョンの開発を鋭意進めています。抜本的なニューバージョンみたいなものの開発も現在進んでいますので楽しみにして欲しいです。来年、できるだけはやい段階で出していきたいと考えています。ビジュアルも上がってきているのですが、良い物になってきています。

さらりと言った中に、大事なことがたくさん詰まっていますw
「抜本的なニューバージョン」がどこまでのものか分かりませんが、割りとシームレスにアップデートされる流れに見えることから、基本的なルールの刷新はないとして、ビジュアルが変わることは間違いないようです。パラメータなどが追加になるのでしょうか。ハック済みやキャプチャ済みのポータルや、ガーディアンの伸びているポータルがわかったりすると嬉しいですね・・・。
Ingress2.0では、レベルは1からリスタートするのか、据え置きなのかも気になっていましたが、同時期にPortal Reconが並走する形になりますし、インタビューの中で川島さんが今後のレベルキャップ開放の可能性にも言及しているため、リスタートの可能性は低い気がします。
そして来年の早い段階。いいペースですね。

アドリブ気味に発表される12月10日のイベント。

須賀氏
日本全国のエージェントが楽しめる、大幅な移動をしないイベントを考えているんです。これまでも「日本国内でもイベント会場まで遠くて行けない」「ミニアノマリー」みたいなイベントという声はたくさんのエージェントからいただいていて、(今までと)もうちょっと違った種類のイベントを企画中なのです。

川島氏
ご自宅の近くで、ポイントになる場合には、参加していただければなと。12月10日、お時間空けておいてくださるといいなと思います。

インタビュー中にポロッと発表されるのが、ナイアンティックっぽいな・・・wと思うのですが、各地の特定のポータルが何かしらのポイントになるようです。たしかに、アノマリーのクラスタやシャードをローカライズするというのは考えられますよね。
須賀さんの受け答えからして、継続的なイベントになる可能性もありそうです。

Via Noirも終わり、怒涛の開催だった国内のMission Dayも一旦区切りがついた状態ですが、次はまた新しい形のイベントが予定されるということで、楽しみですね!Ingress2.0にもかなり期待できそうです。

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